ゼロエネルギータウンについて
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最終更新日:2019/02/07
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ゼロエネルギータウンという言葉をご存知でしょうか。ゼロエネルギータウンは、エネルギー消費がゼロにまたは概ねゼロになる街を言います。大和ハウスの街づくりでは、西日本で初となるゼロエネルギータウンを実現するプロジェクトが開始されています。ここでは、そんなゼロエネルギータウンの取り組みについて見ていきましょう。
スマ・エコタウン晴美台での取り組み
大阪府堺市にある、泉北ニュータウンにはスマ・エコタウン晴美台が分譲されています。大きな特徴は、住宅全戸と共用施設に電気や水を確保するための設備を導入している点です。例えば、住宅には太陽光発電システムやリチウム蓄電池を搭載し、災害時でも電力の確保に困らないようになっています。
集会所をはじめとする共用施設にも太陽光発電システムとリチウムイオン蓄電池を設置しており、停電時に避難しても十分な電力供給が可能です。かまどベンチ・トイレベンチなどもあり、災害時の対策が至る所に行われています。泉北ニュータウンで暮らすだけで、災害時の安全確保や自然・環境配慮への取り組みができるのです。
ゼロエネルギータウンの重要性
ゼロエネルギータウンは、豊かな自然環境を守りたい・次世代を担う子どもたちに美しい地球を残したいという思いから生まれた街づくりです。大阪府堺市では、泉北ニュータウンの再生を掲げて2011年に実施した小学校跡地開発の企画提案を募集しました。大和ハウスはその企画提案に当選し、街全体で作り出されるエネルギーが、消費よりも多くなるような街を提案したのです。
スマ・エコタウン晴美台は2013年に誕生しており、街全体のエネルギーの「見える化」を実現しました。街の植栽にも積極的に取り組んでおり、近くの陶器山の自主種や野鳥や好む食餌木を植えています。地球環境を意識した取り組みだけでなく、美しい街の景観も守るためにゼロエネルギータウンは注目されているのです。大和ハウスは、スマ・エコタウン晴美台で培った知識やノウハウを活かして、今度も自然環境に配慮したゼロエネルギータウンの開発を続けていくのではないでしょうか。
まとめ
ここでは、ゼロエネルギータウンについてまとめてきました。大和ハウスが手掛けたスマ・エコタウン晴美台は、西日本で初となるゼロエネルギータウンです。自然環境に配慮した街に実際に住んで、自然とCO2や原子力発電について学ぶ機会を持ったという住民もいると言われています。ゼロエネルギータウンは、改めて自然環境や限りあるエネルギーの大切さを知る良いきっかけになっているのです。
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