「オール電化」のメリットとは?
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最終更新日:2018/07/11
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新築やリフォームを行うタイミングでオール電化を取り入れる家庭が増えてきました。これまで電気とガスを併用した住宅に住んでいた人は、オール電化がどのようなものなのかわからないという方も多いでしょう。オール電化にすることで、これまでの生活の質や利便性に変化が見られるかと思いますが、ここでメリットになるポイントをいくつかご紹介していきます。
■光熱費が安くなる
光熱費が安くなるというのはオール電化の最大のメリットです。中でも暖房やお湯にかかるコストが一気に少なくなります。エコキュートや電気温水器、蓄熱ヒーターは、電気単価が割安になっている夜間電気料プランを利用するため、電気代を効率良く節約することができるのです。
また、電気とガスを併用する場合は両方の基本料金を支払わなければなりませんが、オール電化の場合は光熱費を一本化することができます。
■熱源を持たないので火災のリスクが減る
オール電化は、住宅内に熱源を引き込まないのでガスよりも火災に対する安全性が高いと言われています。ガス漏れや不完全燃焼による一酸化中毒などの心配もなく、服に火が燃え移る事故も予防できます。オール電化の場合はIHクッキングヒーターを使用することになりますが、磁力線によって鍋を発熱させる仕組みになっているためキッチン周りが熱くなることもありません。
そのためガスコンロよりも汚れにくく、凹凸箇所がないフラット形状によりお手入れが非常に簡単です。
■災害時はタンク内の水を利用することができる
災害時に電気が止まってしまうとオール電化は非常に不便と言われていますが、実はガスや水道よりも復旧するのが早い傾向にあります。水道が使えない場合は、エコキュートや電気温水器のタンク内の水を生活用水として一時的に使用することも可能です。
飲用水としては使えませんが、手洗いやトイレ、入浴などで活用することができます。
■火災保険料が割引になる可能性も
加入している保険内容にもよりますが、オール電化住宅の場合は火災保険料の割引が適用されることがあります。適用されるにはオール電化であることを証明する書類が必要になりますが、セコム損保の場合は保険料から7~17%の割引が可能です。適用条件は加入先の会社によって異なるので、オール電化にした際はしっかり保険内容を確認しておきましょう。
オール電化住宅は、電気のお得な部分や便利な部分を最大限に活かすことができます。安全性や節約面のメリットが最も貢献できる部分ですが、もちろんデメリットがあることも忘れないでください。双方のバランスをしっかり考慮した上で、オール電化にするかどうか検討してみましょう。
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