今すぐに節約出来る「オール電化」のススメ
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最終更新日:2018/07/12
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オール電化は電気に依存するため気になるのが電気料ですが、どのように節約していけば良いのでしょうか。今すぐ出来るオール電化の節約術についてご紹介します。
■時間帯で使用する電気を使い分ける
オール電化向けの電気料プランの特徴は、朝晩は通常単価、昼間は割高な単価、夜間は割安な単価であることです。例えば、2014年の単価になりますが、東京電力のプランは下記のようになっています。
・朝晩(7時から10時/17時から23時)
25円92銭
・昼間(10時から17時)
7月から9月の間:38円63銭
夏季以外の期間:31円64銭
・夜間(23時から翌7時)
12円16銭
このように朝晩と夜間は安く、昼間は高くなっています。オール電化で節約するためには、この特徴を活かすことはポイントです。消費電力量は家電によって異なり、最大使用時の消費電力で最も高いのはIHや電子レンジ・オーブン、電気ケルト、炊飯器、ドライヤーなどが当てはまります。特にHIだとビルドインで3口とグリル付きだと5800wにもなることがあるので、割高になりやすい時間は使用を控えたり、調理を短時間で済ませたりするようにしましょう。
■エコキュートの節約ポイント
オール電化では電気給湯機にエコキュートを使用しますが、これも使い方次第で節約につなげることが可能です。
・季節や状況に応じて省エネモードを使い分け
省エネモードにしておくと通常よりも電気料を抑えてお湯が使えますが、日中にお湯が足りなくなることもあり、また寒い時期はお湯を使う量が増えるので省エネモードだと逆に効率が悪くなることがあります。日中に沸き増しをする場合やお湯を多く使う時期は通常モードにし、夏は省エネモードに切り替えるといったように、モードを使い分けましょう。
旅行や出張などで家を長期間空ける場合は、休止モードで沸き増しを止めてください。
・昼間の湧き上げをストップさせる
お湯が少なくなると自動で沸き増しする機能がありますが、昼間はできるだけストップさせましょう。ピークカットの設定が可能だと、一定の時間は自動沸き増しがストップされます。お湯を多く使いそうな日は、ピーク時間を迎える前に必要なら沸き増ししましょう。
・高温足し湯やお湯はりの方がお得
湯船は追い炊きや自動保温でお湯を維持していると思いますが、これはぬるいお湯をタンクに循環させ、そこの熱で温めたお湯を湯船に戻しているので、タンクに温存されていた熱が失われてしまいます。一方、高温足し湯はタンクにある熱いお湯を湯船に足していく機能なので、こちらの方が省エネに適しているのです。
また、翌日のぬるま湯はそのまま沸かさず、新しいお湯を張った方が節約できます。湯船の水は洗濯水など別の用途に活用しましょう。
オール電化は料金プランの特徴に合わせて電力の使い分けやエコキュートの設定を工夫することで、電気料を抑えることが可能です。
また、電気料プランは様々あるので、その家のライフスタイルに適したものを選ぶことも節約には大切なことなので、プランを見直してみるのも良いでしょう。
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