省エネの診断について
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最終更新日:2018/10/24
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「省エネ診断」について耳にしたことがある方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。電力や燃料などの限りあるエネルギーを賢く効率良く使うことを省エネと言いますが、省エネ診断とは具体的に何を行うものなのかわからない方も多いでしょう。そこで今回は、省エネ診断の概要や流れについてご紹介していきます。
省エネ診断の概要
省エネ診断は、限りある資源である様々なエネルギーに関する総合的な省エネ行動のサポートを目的とした診断サービスとなっています。省エネ診断は、光熱費の削減に積極的に取り組みたい経営者や、光熱費削減プロジェクトに加入した方などが診断対象です。
中小企業をはじめ、年間のエネルギーを使用量が100kL以上1500kL未満の工場やビルなどが対象とされています。こうした企業が省エネ診断を受けることによって、現状の使用設備やエネルギーの使用量を把握し、省エネにつながるポイントを見極めることができるのです。現状を知り、省エネ活動に取り組もうと考えている経営者は、省エネ診断を受けることで適切な対応ができるでしょう。
省エネ診断サービスの流れ特徴
実際の診断サービスは、設備の使用状況やエネルギーの仕様状況を書類でチェックし、現場の設備設置状況を確認することで把握していきます。その後、その事業の経営者に対するヒアリングや診断結果を踏まえたアドバイスを受けるという流れになっています。専門家による対応なので、より細かな改善方法を受けることができ、設備に詳しくない方や疑問点も解決することができるでしょう。
無料と有料ならどっちが良い?
省エネ診断には無料で受けられるものと有料で受けられるものに分けられています。無料と有料との違いは、執行団体で申し込みをするか、診断専門員による診断を希望するかどうかという点です。
無料診断の場合、省エネ診断のアドバイスまでを行ってくれますが、有料診断はその先のフォローも付いてきます。有料診断はコンサルティング業者に直接診断依頼を申し込むケースが多く、光熱費のコスト削減におけるポイントや必要なアプローチまで細かいサービスを受けることができるのです。省エネ診断に求める内容を踏まえ、無料か有料かを判断すると良いでしょう。
ここでは、省エネ診断の概要や診断サービスの流れ、無料診断と有料診断との流れをご紹介してきました。限りある資源を効率良く使うことは、コスト削減だけでなく地球環境保護にもつながっていきます。省エネを進めていくには現状をしっかりと把握し、どのような改善策やアプローチが必要なのかを明確にすることが大切なのです。
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