TOSHIBAの事業内容・会社概要について
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最終更新日:2018/08/10
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東芝といえば白物家電の会社をイメージする人が多いと思いますが、実は他にも多岐にわたって活動しています。
事業内容を少しだけみてみると、社会インフラ事業では、水道・ガス・電気(変電線・配電の機器や電力系統監視制御システムの開発を含む)などのライフライン事業から、郵便機器・駅務機器・ICカードシステムの開発など幅広く活動しています。
また、エネルギー事業では水力・火力・原子力・風力・地熱・太陽光・水素エネルギーなどの発電事業も請け負っています。ICTソリューション事業では、ビッグデータの活用や人工知能(AI)の技術開発なども行われています。そして日本シェア1位の半導体事業なども抱え、たくさんの分野で事業を行っています。
そんな幅広く事業をおこなっているTOSHIBAの経営理念をみてみます。
〇経営理念
『東芝グループは、人間尊重を基本として、豊かな価値を創造し、世界の人々の生活・文化に貢献する企業集団をめざします。
1.人を大切にします。2.豊かな価値を創造します。3.社会に貢献します。』
この経営理念は、TOSHIBAグループが存続する限り、持ち続けなければならない使命であることを表しています。また、経営理念の要素を一文にギュッとつめた文言が、テレビCMなどで見かける東芝グループのスローガン「人と、地球の、明日のために。」になっています。続いて、多くの事業を抱えるまでに成長した東芝の現在の会社概要と、現在の規模に至るまでの沿革をみていきましょう。
〇現在の会社概要
商号は株式会社 東芝(TOSHIBA CORPORATION)で、従業員数は連結で18万人以上・単独では約3万6千人となっています。
また、資本金は(2016年7月31日現在で) 2,000億円となっており、資産総額は、連結で5兆4,333億円・単独で3兆5,980億円、そして年間売上高は、連結で5兆6,687億円・単独で2兆8,753億円となっています。
〇沿革
創業は1875年7月、電信機の工場を銀座に設立したのが始まりです。この工場は、東芝が生まれるきっかけとなった「田中製造所」に、将来なる工場でした。その後、1890年に電球を製造するために「白熱舎」も創設します。1893年には、「田中製造所」から「芝浦製作所」に社名を変更します。そして1939年、「芝浦製作所」と「東京電気」が合併し、「東京芝浦電気株式会社」が発足されます。1978年、英文名を「TOSHIBA CORPORATION」に変更し、1984年に「東京芝浦電気」の略称である現在の「東芝」に社名が変更になりました。
子会社も沢山ありますが、その中でも東芝キャリア株式会社では、再生可能エネルギーを使う給湯システム(エコキュート)などの製品も取り扱っています。CO2排出量の削減など、環境やエコに配慮した取り組みも行っています。
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